
これが私が造った穴窯風・登り窯風 榛蕪窯
焚き口 2次空気孔 部分
窯焚きの時は、送風機 (パソコンのジャンク品 これが空気の量がピッタシ) で空気を送ります
灯油・薪のロストル(燃焼室) 部分
焙りは、灯油を使って 温度が600℃程度から薪も使用して少しずつ温度を上げる
焙り焚きの目的(300℃以下)
作品に含んでいる湿りを蒸発させ、乾燥させる
短時間で温度を上げると、作品の爆発、底割れ、歪み
ロストルを設けると
ロストルの横から吹く2次空気によって、薪がよく燃える効果があります
横から吹く2次空気により、作品にかかる灰が100%利用出来る
赤松が、なぜ薪として適しているか
燃焼カロリーが大きい 燠(おき)がたまり保温力ができる 火足が長く伸びる
私の窯は、小さいので火足の長い薪を使うと、燃料を無駄に使い、煙突から外へ捨てる熱量のほうが大きいので
雑木薪で充分である
ただし、雑木を焚きますと、酸化鉄や酸化金属を微量に含んでいるので、釉薬の調合とおなじように
自然釉と火色が不安定
燃焼室 1の間 連接部分
焦げを目的とてた窯
焦げとは、燠(おき)がくっついて作品が炭化され、焦げになる
窯の勾配 16度
1の間 部分
自然釉と火色を目的とした窯 (焼成室)
1の間 焚き口と3次空気孔 捨て間 連接部分
窯の勾配 8度
捨て間 連接部分
捨て間
炎が煙突からストレートに外部に逃がさない役目
素焼き用と思って作ったが、充分自然釉と火色が出来る (火遊びの間)
煙突 ダンパー 部分
ダンパーを取り付けて、引きを調整する
煙突がひく力を強制的に調整し、弱める装置
煙突 部分
煙突は引きが良すぎるくらいで、ダンパーで微調整する
煙突は、窯内に適当な炎のながれをつくり、燃料を燃やし、煙を排出し、昇温させる
引きをよくするには、煙突を太く、ながくする