ここで砕いてコンクリートの材料かな・・・
料金は俺の作った皿で
燃焼室(薪を燃やす)と作品を入れる焼成室とが同一・・・・・穴窯風
次に1の間、((捨て間)素焼き)・・・・・登り窯風
これが私が作った穴窯風・登り窯風 榛蕪窯
耐火断熱レンガ(JIS 65×114×230) イソライト B-1 B-5・C-1
耐火レンガ SK−30・32・35
4丁耐火レンガ・2.5丁耐火レンガ
・・・四日市 山下耐火物工業所・・・
※耐火断熱レンガは金ノコで簡単に切ることができ加工が簡単にできます
B種は軽く断熱性に優れていますが強度が低い
C種になると断熱性よりも強度優先
鉄アングル 40_×40_の鉄アングル
セラミックブランケット(高温用断熱材)25_
※内部に巻く事により断熱・燃費アップ
熱電対(17_) 2ヶ所
出張の途中(信楽)で、温度をグラフになる、装置安く買う ・・・浜路製陶所・・・
耐熱塗料貰う _(._.)_ ・・・東京 総合サイン・・・
07.7 アルバイトで大工の手伝いをして断熱材を貰ったので窯に巻いて見ると、
・・・・保温効果バッグン・温度の上がりも安定・・・・ 富板さん _(._.)_
2008.1.30 窯出し
2008.1.28
AM6:00〜灯油バーナー点火
AM8:00〜山から拾った枝・倒れた杉を燃やす
1100℃〜本格的に赤松で窯焚き
2時間で 窯の上の温度 1250℃ 下の温度 1240℃
ねらし時間は4時間
今の時期はとても寒い
窯詰の時童仙房が凍り始めた (-_-メ)
・・・・・完全倒炎式・・・・・
炎の走りを複雑にしました。
焚き口から炎が吹き出し、窯の天井に向かって進み天井にぶつかり今度は真下に下がります
それから床下にある吹い込み穴を通って、1の間((捨て間)素焼き)を通って、煙突を経て外に出ます。
灯油バーナー 部分 ・ ロストルの2次空気口
薪の投入口 部分
灯油・薪のロストル(燃焼室) 部分
焙りは、灯油を使って 温度が600℃程度から薪も使用して少しずつ温度を上げる
焙り焚きの目的(300℃以下)
作品に含んでいる湿りを蒸発させ、乾燥させる
短時間で温度を上げると、作品の爆発、底割れ、歪み
ロストルを設けると
ロストルの横から吹く2次空気によって、薪がよく燃える効果があります
横から吹く2次空気により、作品にかかる灰が100%利用出来る
赤松が、なぜ薪として適しているか
燃焼カロリーが大きい 燠(おき)がたまり保温力ができる 火足が長く伸びる
私の窯は、小さいので火足の長い薪を使うと、燃料を無駄に使い、煙突から外へ捨てる熱量のほうが大きいので
雑木薪で充分である
ただし、雑木を焚きますと、酸化鉄や酸化金属を微量に含んでいるので、釉薬の調合とおなじように
自然釉と緋色が不安定
燃焼室
熱電対(17_) 2ヶ所
1の間 (捨て間) 煙突 ダンパー 部分
捨て間
炎が煙突からストレートに外部に逃がさない役目
素焼き用 (火遊びの間)
ダンパー 部分
ダンパーを取り付けて、引きを調整する
煙突がひく力を強制的に調整し、弱める装置
煙突 部分
煙突は引きが良すぎるくらいで、ダンパーで微調整する
煙突は、窯内に適当な炎のながれをつくり、燃料を燃やし、煙を排出し、昇温させる
引きをよくするには、煙突を太く、ながくする
窯の焚き方
ねらし時間は、長いほど良好な作品が得られる
左・・・・1の間、((捨て間)素焼き)
右
茶・・・・燃焼室(薪を燃やす)と作品を入れる焼成室の上 青・・・・下
ねらしの途中ダンパーを狭くしたので温度が下がった
窯詰め
薪を入れる度に自然灰が舞い上がり、作品と棚板に熔着してしまうので
童仙房や道具土など、焼いても締まらない土で小さなダンゴを作り、作品と棚板の間にかます。
人工的に天然灰を付けるには
天然灰は一つの方向からしか灰がとんできませんから、一方向だけに掛ける
CMC(化学糊)をスプレーで吹き、茶漉しで灰を掛ける
あぶり焚き
灯油バーナーで1時間に70〜100℃のあいだで昇温する
中焚き
600℃前後から、灯油バーナーを弱くし、薪をくべ始める
窯焚き開始の写真 一日目終了の焚き口からの写真 二日目の写真
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最近は、灯油( 1g=120 円)が値上がりして高いので薪だけで頑張っている。 ( -_- ; )
薪窯の酸化焼成と還元焼成
薪のくべるタイミングで決まる
薪が燃えて(周りから熱を奪い燃え、そのとき50℃前後温度が下がる)
燠にな、燃え上がり温度が昇温し(今度は60℃前後温度が上がる)
燠が半分くらいになると、しだいに温度が低くなる。
つまり、1回の投薪で10℃前後しか上昇しない
酸化焼成は、ピークを捉えて薪を足して焚く
還元焼成は、ピークの手前で薪を足して焚く
煙突に付いている薪を入れるタイミングを決める穴
せめ焚き
ダンパーと2次空気と薪『小割の薪の投入タイミング』と灯油で目標の温度(1250℃)に達したら
炭・薪(松・杉・檜木)を投げ入れ、窯内を炭素で充満させ、作品に浸み込ませて変化を期待する
・・・・・炭化焼成・・・・・
煙突から、炎と煙が勢いよく出る。それが落ち着いたら、ダンパーを完全に閉め、さましに入る。
窯雫
窯焚きを何回も焼くことによって、窯の天井などに、自然釉がつき、焼き物の正面のように綺麗に成ってきます。
この様に成ると、窯の内部が熱を反射し、燃料の節約につながります。
ただし、焼成時に雫になって、作品に降りかかる。
これを、珍しい風景とするか、欠点とするか・・・・・
引き出し
窯焚き最中初めての引き出しをして見た
急に冷める事で透明感のある緑系の自然釉が期待できる
窯出し
焼成にかけた時間と同程度の時間でさまし、窯出しする。
窯の場所によって土の焼き締まりや自然釉の掛が変わってくる
窯詰めのときある程度焼き上がりを予測できるので窯詰めを考える
棚組みを窯の上で再現した
実際は、正面の作品(3本足花器)の前に、右の壺があった。
3本足花器の表面に自然釉の掛が面白い
ロストルの周りに窯詰め
正面には灰被りがある
薪投入口に近い作品は、燠が積もり焦げが出来る
正面は自然釉が覆う
時間が短いので背面は自然釉が回らない
次回の為、窯内掃除 火の神様に御礼 _(._.)_
貴重な灰を集め、釉薬作り
焼き物作りは、化学が10%・体力30%(薪割り・徹夜・・・)
残が火の神様にお祈り