さや鉢による焼成


用意する物  ・・・緋襷・緋色 編・・・  ・・・焦げ・炭化 編・・・  ・・・胡麻 編・・・ 



薪窯でしか焼くことが出来ない緋襷、胡麻、緋色、焦げ、炭化を簡単に焼くことが出来る


緋襷

器と器がくっかない用に、間かませたのが始まり
藁に含まれている塩基成分が粘土中の鉄分の酸化を誘発し、赤色化する。

胡麻

薪の灰が胡麻をまぶした用に降り掛かり、出来る。

緋色

粘土の鉄分が酸化して赤・赤褐色に変化すること。

焦げ

作品に灰が厚く掛かると、強還元になり、褐色・黒褐色に変化する。

炭化

窯焚の最後に薪を燻し焼きで、黒く焼き上げる。



さや鉢

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<丸さや鉢・角さや鉢・底が無い鉢>などあります

藁・籾殻

秋に農家からもらう
乾燥した稲の藁・籾殻

6`で¥348
ホームセンターなどで売っている安価なものでOK

珪砂・道具土・童仙房粉末

珪砂2号 珪砂4号 童仙房粉末
さや鉢の底に敷いて、釉薬が溶け流れた灰が付かない様使用
左・・・珪砂2号
中・・・珪砂4号
右・・・童仙房粉末



さや鉢の詰め方 ・・・緋襷・緋色 編・・・

さや鉢の底に珪砂を敷く

藁を作品に密着するように巻き付ける ・・・緋襷が綺麗に発色・・・

藁を交差させたり・束の量・密着度で面白い変が得られる

炭は下の方に焦げねらい

藁の燃えかすは、堅くパリパリしているので手袋して作業

 

 





さや鉢の詰め方 ・・・焦げ・炭化 編・・・

さや鉢の底に珪砂を敷く

さや鉢の中に大きめの炭と籾殻で満たす

使用する粘土は、鉄分が含む赤土を

 

 





さや鉢の詰め方 ・・・胡麻 編・・・

さや鉢の底に珪砂を敷く

天然松灰をポットミル・乳鉢で擦り、茶漉しで作品に掛ける

使用する粘土は、鉄分が含む赤土を

おまけ

さや鉢に立ち上がりのスペースが有るので作品の上に藁を敷き小物の作品を重ねる  ・・・牡丹餅「ぼたもち」・・・

藁を巻きコーヒーカップを乗せて焼成すと、灰や炎が遮られて、皿の正面に円形の抜けができる

茶漉しは、焼かない用に 

薪窯で焼成した感じで、一部は濃く・薄く掛ける

炭は多めに

濃く掛けた所は、ビードロ・胡麻のような焼き上がりが期待






用意する物  ・・・緋襷・緋色 編・・・  ・・・焦げ・炭化 編・・・  ・・・胡麻 編・・・ 

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